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【東京市場】早朝に円安進行、後半は揉み合い
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週明けの東京市場は早朝に円安の動きが
強まった。
週末に発表された中国政府に よる景気刺激策が好感された。
ドル円はギャップを空ける形で98円台前半 から一気に99円台へと上昇、99.40レベル の高値を付けた。
円が全面安となりユーロ円は127円台半ば、 ポンド円は157円台半ばと前週末終値から それぞれ2円、3円超の大幅高となった。
日経平均が9000円台を回復、約500円の 上昇となったほか、上海総合指数や 香港ハンセン指数が5%超の大幅高となる 場面もあった。
午後に入ってからも引き続き円安水準での 取引が続いたが、一段の上値追いは限定的 で、ドル円99円挟み、ユーロ円127円台前半、 ポンド円156円台半ばでの取引に終始した。
◆豪中銀、追加利下げの可能性示唆 豪中銀の四半期金融政策報告では、08年の 経済成長見通しがこれまでの2.0%から1.5% へと下方修正された。
世界経済のインフレは 予想以上に鈍化するとし、豪経済の鈍化は これまでの利下げおよび豪ドル安では十分に 相殺されていない、とした。
利下げ期待から株価が堅調となったことを 受けて、豪ドル円は一時68円台後半と、前週末 から約2円上昇した。
◆ダウ平均先物堅調、一時150ドル高に アジア市場では米ダウ平均先物も上昇し、 一時9100ドル台後半まで買われた。
総額4兆元規模におよぶ中国の景気刺激策が アジアの株式市場全般に好感されていたことに 加えて、米紙がAIGに追加的な救済策の観測を 報じたことも材料視されたいた。

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