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【ロンドン市場】円高一服、米雇用統計控え調整の動き
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7日ロンドン市場は米雇用統計を控えて
ポジション調整の動きが中心だった。
アジア株が底堅く推移、米株価指数先物が プラス圏での推移となったことで、円高 の動きは一服した。
ただ、米雇用統計や 米GMの決算発表を控えて積極的に円売りを 進める動きも乏しかった。
序盤は、ポンド売りの動きが目立った。
ユーロポンドは0.8195レベルとユーロ 導入以来の高値を更新した。
前日の 英中銀による大幅利下げが記憶に新しい が、市場では早くも12月の追加利下げ 観測が広がっていた。
欧州株が堅調に推移するなど、米雇用統計 を控えポジション調整の動きが強まった。
為替市場でもクロス円が上昇、ユーロ円 は124円近辺から125円乗せへ、ポンド円も 152円台から154円近辺へと買われ、前日 からの下げ幅を縮小した。
ユーロドルは1.27台前半から1.28台半ばへ ポンドドルは1.56台前半から1.58台前半へ と買い戻された。
ただ、株式市場での反発は前日までの下げ の調整との見方が強く、売買が交錯する 揉み合い商状へと移行していった。
ユーロドルは1.27台半ばへと反落、ポンドドル も1.57近辺へと上げ幅を縮めた。
序盤に最高値 をつけたユーロポンドも0.81近辺へと反落した。
ユーロ円は124円近辺、ポンド円は153円近辺 へと小反落し、値動きは落ち着いた。
ドル円は、ドル相場とクロス円相場に はさまれて97円台半ばを中心とした上下動 に留まった。
◆カナダ雇用者数は小幅増、予想より強い カナダ雇用統計は10月雇用者数が9.5千人増と 市場の減少予想より強い結果となった。
また、失業率は6.2%と予想通りだが、 前回の6.1%からは悪化した。
ドルカナダは発表直前に上昇していたことで 直後はやや売り戻されたが、1.19台後半での 方向感に欠けた取引となり指標の与えた 影響ははっきりしないものだった。
◆米フォード決算は振るわず 米フォードの7-9月期決算は1株損失1.31ドルと 市場予想の0.93ドル損失より弱い結果だった。
純損失は1億2900万ドル、売上高は321億ドル。
米株価指数先物は小幅安の反応を示したが、 大勢には影響せず。
東京時間8日0:00発表の 米GMの発表に関心が移行した。

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