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金融危機にもかかわらず日本の景気が相対的に安定している理由
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ロイター通信(WEB版)は、昨今の金融市場の混乱で、運用会社の運用資産残高(AUM)が減少し、人員削減の動きが強まる可能性があると報じています。
運用会社の多くは、AUMに対して報酬を得る仕組みを採用しているため、解約や資産価格の下落によってAUMが目減りすると、運用会社が得る報酬も目減りする傾向にあります。
外資系の運用会社にとっては、円高の進展も人員削減を進める理由となっています。
通常、外資系運用会社の場合、外貨建てで費用を考えます。
円高が進展してしまうと、円ベースで費用が変わらなくても、外貨建てでは費用が拡大してしまいます。
これまで外貨建てでみて「安い」と思われていた日本人スタッフの給与が、円高によって突然「高い」ものになってしまえば、人員削減の意欲が高まっても不思議ではありません。

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