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【ロンドン市場】株価にらみで、為替相場振幅する
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5日のロンドン市場は株価の動向に連動して
激しく振幅する相場展開となった。
序盤は米株価指数先物が下落したことや 欧州株が軟調に始まったことから円買いが 強まった。
ドル円は99円台半ばから98円台前半に下落。
ユーロ円は158円台から126円近辺へ、 ポンド円は157円台から155円台前半へと 軟調な展開だった。
市場には、米大統領選でオバマ氏の当確が 発表されたことで、材料出尽くし感から 米株先物に利益確定の動きが広がった。
しかし、次第に株価が下げ渋ると円安方向 へと反転していった。
ドル円は一時99円台を回復、ユーロ円は 129円手前、ポンド円は159円台乗せと ロンドン序盤の下げを消す動きとなった。
また、ドル円以外の主要通貨もクロス円の 動きに連動して大きく振幅した。
ユーロドルは1.28割れから1.30手前、 ポンドドルは1.5750レベルから1.60台前半 での激しい上下動が繰り返された。
明日の英欧政策金利発表および声明などを 控えてロンドン市場は短期的な売買に終始した。
◆英欧経済指標は総じて弱い 序盤に発表された英欧サービスPMIは予想を 下回る弱い結果だった。
また、英生産関連の 指標では製造業生産高が予想から下振れた。
一方、ユーロ圏小売売上高は予想ほどの 落ち込みではなかったが、依然マイナスの 伸びにとどまった。
英欧経済指標は総じて 弱い内容だった。

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