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【ロンドン市場】円売り強まる、株価堅調で
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4日ロンドン市場では、欧州株や米株先物が堅調に
推移したことを好感して、円売りが強まった。
また、クロス円の上昇に伴って、ドル円以外の 主要通貨ではドル売りが強まった。
東京市場で軟調に推移していたドル円、クロス円は ロンドン市場に入ると一転して買いが優勢になった。
米株価指数先物が大きく上昇したことが円安の動き を主導した。
ドル円は98円台半ばから99円台後半へ、ユーロ円は 124円台後半から127円台後半へと上昇した。
豪ドル円は65円台から69円近辺へ、NZドル円は 57円台から60円台半ばへと上昇、カナダ円は83円台 から85円台半ばへと買われた。
原油先物も2%超上昇など、リスク資産選好の動きが 広がった。
この動きに伴って、ドル円以外の主要通貨でドル売り が強まった。
ユーロドルは1.26レベルから1.28台前半 へ、ポンドドルは1.57近辺から1.59台半ばへ上伸。
NZドル/ドルは0.59近辺から0.60台後半へ、豪ドル/ドル も0.66台後半から0.69台前半へと大幅高になった。
◆米大統領選、投票始まる 米大統領選の投票が米東部各州から始まった。
米株先物が大幅に買われ、オバマ候補への期待感が 強まっていることを市場は好感している模様。
開票結果は早ければ東京時間5日午前に大勢が判明 する見込み。
◆米欧株が堅調に 欧州株は序盤、神経質な取引から始まり、方向性 がはっきりしなかった。
前日の欧州委員会による 成長見通しの下方修正、リセッション入り示唆など に加えて、ユンケル・ユーログループ議長が 金融危機のリスクが依然残り、実体経済に影響を 与えているとの発言も報じられた。
しかし、米株価指数先物が堅調な動きをみせ、 ダウ平均が100ドル超の上昇となると、欧州株も 堅調な動きに転じた。
その後も上昇の勢いは継続、 ダウ平均は200ドル超上昇、9500ドル台と約3週間 ぶりの高値水準に上昇した。
英FT指数は2%超上昇と堅調だった。
翌日物ドルLiborが0.375%に低下するなど金融市場 の動きが落ち着いたことが好感された。

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