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【東京市場】円高傾向続く、豪中銀は0.75%の利下げ
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東京市場では昼頃から午後にかけて円高が進んだ。
マーケットは米大統領選挙を間近に控え薄商いとなったが、英欧の大幅利下げ観測や豪中銀の大幅利下げでクロス円が下落。
ユーロ円は一時123円台半ば、ポンド円は一時153円台後半、豪ドル円は一時65円割れ寸前、ドル円は一時98円台半ばまで下げた。
日経平均は大幅高で引けたが、円売りには結びつかなかった。
◆豪中銀、予想外の0.75%利下げ 豪中銀は政策金利を0.75%引き下げ、5.25%にすると発表した。
市場では0.50%の利下げが見込まれており、予想外の利下げ幅だった。
金利発表時の声明では国内消費と経済活動、予想より弱いとみられるとの 見方が示され、景気について悲観的な見方が示された。
また、インフレは まもなく低下するとみるのが妥当との見方も示されている。
豪ドルは金利発表直後、対円、対ドルとも100ポイント程度下げた。
◆欧州通貨軟調、大幅利下げ観測で 欧州通貨は海外市場の流れを引き継ぎ軟調に推移した。
ユーロ円は一時123円台半ば、ポンド円は一時153円台後半まで下げた。
早朝高値と比べユーロ円は約2円、ポンド円は約2円半の下げを演じた。
市場では豪中銀の大幅利下げで英欧も大幅利下げに踏み切るとの見方が出ていた。

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