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一時的にすぎないFRB利下げによるドル高効果
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米連邦準備理事会(FRB)は、10月29日の公開市場委員会(FOMC)で、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利をの誘導目標を0.5%引き下げ、年1.0%とすることを全会一致で決定しました。
FF金利(誘導目標)の直近ピークは、昨年9月中旬に5.25%でしたから、米国の政策金利は、わずか1年1ヶ月程度で4.25%も引き下げられたことになります。
FRBによる利下げが発表された直後は、利下げ幅が市場の事前予想通りだったこともあり、為替市場では、ドル安・円高の動きで推移しました。
しかし、その後、日本を始めとするアジアの株式市場が開始すると、株価は全面高となり、株高による投資家のリスク許容度の高まり期待や、日銀による協調利下げ期待の高まりから、ドル高・円安の動きが強まりました。

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