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【東京市場】ユーロ円主導で円安、米利下げで協調期待
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30日の東京市場はユーロ円主導で円安が進んだ。
米国が大幅利下げに踏み切ったことで各国の中央銀行が利下げで協調するとの思惑が浮上。
リスク資産を買い戻す動きがみられ、株高、円安が加速した。
特にユーロ円の上昇が顕著だった。
ユーロ円は昼頃、10月22日以来となる131円付近まで急伸。
早朝の水準から約5円高となり、相場全体の値動きを主導した。
クロス円の上昇が波及する形でドル円は一時99円台に乗せた。
◆前半円安加速、ユーロ円が値動き主導 東京市場では前半、ユーロ円主導で円安が加速した。
株式市場が騰勢を強めたことで円売りの流れが広がった。
ユーロ円は126円付近から131円付近、ポンド円は159円台半ばから 164円付近、豪ドル円は65円付近から67円台後半まで買われた。
ただ、午後に入ると円安進行は一服。
アジア株や日本株は午後に 一段高となったが、クロス円は短期筋の利益確定売りや 輸出企業の売りに押され、円高方向に振れた。
ユーロ円は130円割れ、 ポンド円は162円割れ、豪ドル円は67円割れへと調整した。
◆対円以外でドル安進む 東京市場では対円以外でドル安が進んだ。
リスク資産を買い戻す動きが強まったことで、これまでのドル高が 一気に巻き戻されることになった。
クロス円の急伸も支援材料。
ユーロドルは1.29台後半から一時1.3300手前、ポンドドルは1.63台 半ばから一時1.66台前半まで買い戻された。

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