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【ロンドン市場】株価堅調、円売り優勢に
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28日のロンドン市場は序盤に一気に円売りが
強まったあと、反転する激しい展開から取引
が始まった。
しかし、欧州株や米株価指数先物 が次第に上昇幅を拡大したことで、円高圧力が 落ち着き、再び円安傾向を強めた。
ドル円はロンドン早朝に94円近辺から一気に 96円乗せへと急伸した。
売り戻しも強く再び 94円台前半まで押し下げられた。
米ダウ平均が 400ドル近い大幅高となったことや、独DAX指数 が一時10%超上昇するなど株式市場が堅調に なったことで、次第に円売りが優勢となり、 再び95円台に乗せた。
クロス円もドル円と同様の値動きを示した。
ユーロ円は序盤に117円乗せから120.50超えまで 上昇。
117円台半ばへと反落後119円台後半へ 買い戻された。
ポンド円は146円台から151円台 前半での大きな振幅相場だった。
ユーロドルは1.24台後半から1.25台後半でのレンジ を形成する動きだった。
クロス円の値動きに追随し、 東京市場の1.23台半ばから1.24台半ばのレンジから 上昇にシフトする形となった。
◆ギーブ英中銀副総裁、必要であれば対応する準備 ギーブ英中銀副総裁がロンドンで講演を行い、 世界金融市場は依然として強い緊張下にあり 金融当局は必要であれば対応する準備があると発言した。
発言直後の市場の反応は薄かったが、為替・株式市場 でのネガティブな動きはみられず、積極的な対応姿勢 に一定の評価はあったようだ。
◆独DAX指数、一時10%超の大幅高に ロンドンタイムの株式市場はアジア株の大幅高など に後押しされて堅調に推移した。
特に独DAX指数は 一時10%超の大幅高となる堅調な動き。
指数の寄与度 が高いフォルクス・ワーゲン株が約70%の急騰となった ことが指数全般を押し上げた。
同社の株式の75%を 独ポルシェが取得すると発表されたことが好感された。
また、ダウ平均先物は400ドル近い大幅高となり、 前日NY市場での下げを消す堅調な値動きだった。

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