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【東京市場】円高水準で乱高下
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週明けの東京市場は円高水準で乱高下した。
早朝はドル円が92円割れ、ユーロ円が116円割れとなるなど円が急伸。
先週末終値からドル円は一時2円半、ユーロ円は一時3円半下げた。
その後は当局の為替介入に対する警戒感で円高が一服。
ドル円は94円台半ば、ユーロ円は119円台前半まで買われた。
昼過ぎには中川財務相が緊急のG7共同声明を発表。
円の過度の変動は悪影響であるとの見方を示した。
ただ、G7共同声明に対する市場の反応は限定的だった。
中川財務相は為替介入の実施について明言しなかった。
東京市場後半には株安とともに連鎖的な円高の反応がみられ、 ドル円は93円台前半、ユーロ円は116円台半ばへと値を崩した。
◆豪中銀、豪ドル買い介入を実施 東京時間7時台には豪中銀による豪ドル買い介入実施が伝わった。
報道によると豪中銀は24日、対ドルで急落した豪ドルを買い支えた模様。
介入の事実が報じられるとドル円、クロス円は下げ渋り、昼頃にかけて 買い戻しが進む展開となった。
尚、豪中銀は週明け27日にも豪ドル買い の為替介入を実施した模様。
◆G7共同声明(財務省HPより抜粋) 我々は、強固かつ安定した国際金融システムが 我々の共通利益であることを再確認する。
我々は、最近の為替相場における円の過度の変動並びに それが経済及び金融の安定に対して悪影響を与え得ることを懸念している。
我々は、引き続き為替市場をよく注視し、適切に協力する。
(7カ国財務大臣・中央銀行総裁声明)

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