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米でリタイアへの不安が増加 EBRI調査、景気後退で
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2008/04/10(木) 04:13
リセッション(景気後退)入りが確実な米国で、医療費などの高騰の
ため、リタイア後に安心して老後を過ごすことができると考えている
労働者が前年の27%から18%に減少している。
9日付の米紙ウォー ルストリート・ジャーナル(WSJ)が、米国企業福祉研究所(EBRI)な どが1月に調査したまとめとして伝えた。
EBRIによると、老後の資金が十分でないと感じている労働者は前年 の29%から37%に増加。
逆に安心していると感じているのは41%か ら29%に減少した。
また、すでに引退している高齢者で引退直後より 将来の財政に不安を感じるようになったのは過半数に上った。
また、 高騰する医療費を負担できないという労働者は昨年の32%から43% に増えた。
65歳でのリタイアが典型的な労働者のパターンだが、20%は70歳台 まで働こうするなど、リタイアの時期を遅らせようとする労働者も出ている。
調査側は、悲観的な見方が増えることで労働者が貯蓄を始めていけば いいとしている。
(共同通信)
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