スポンサーリンク |
【NY市場】一方通行のドル高・円高
- 記事詳細
-
21日のNY市場は、ロンドンからの流れが継続
しドル高・円高推移となった。
レパトリのド ル買いの噂があったほか、米株式市場の上値 は重く、円買い圧力も続いた。
ドルカナダは 05年8月以来の高値圏、ユーロドルは07年3月 以来の安値圏となった上、ユーロ円は10月10 日の安値を下抜け、05年6月以来の安値を更 新した。
ドル高の流れの中、キング英中銀総裁のリセ ッション入り示唆も重石となり、ポンドドル は東京市場の高値から500ポイント超値を下 げた。
◆円高推移が継続、ポンド円は高値から8円超の下げ ドル円は101.16レベルから100.07レベルまで軟化した。
ユーロドルやポンドドルが軟調に推移する中、クロス 円の下げに引っ張られたほか、米株式市場の上値も重 く、円買いも入った。
クロス円では、ユーロ円が133. 75レベルから130.64レベルまで、ポンド円が172.13レ ベルから166.77レベルまで5円超下落した。
株安のほ か、対ドルでユーロやポンドが軟調だったことも圧迫 要因。
米株式市場では、ダウ平均が一時前日終値水準 まで戻す場面もあったが、円安の反応は限られた。
◆英中銀総裁がリセッション入りを示唆、終盤にポンド安加速 ポンドドルは1.7030レベルから1.6649レベルまで値を下 げた。
レパトリのドル買いが噂されたほか、株安を受け たポンド円の下げも重石となった。
終盤、キング英中銀 総裁が「英経済はリセッション入りしそうで、住宅市場 の低迷も続く」と述べたことがポンド売りを集めた。
ユ ーロポンドは0.7747レベルから0.7836レベルまでポンド 安推移した。
第3四半期の英GDPは週末24日に発表される 予定。
ユーロドルは1.3231レベルから1.3050レベルまで 下落した。

スポンサーリンク |