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米国がアイスランドのように債務の利払いで困らない理由
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共同通信や日本経済新聞の報道によると、アイスランドの最大手銀行であるカウプシング銀行は、2006年10月に発行した円建て外債(サムライ債)で、利払いの遅延が発生したようです。
利払い日は10月20日ですが、元利払いの事務代理人である三井住友銀行が、利払いがないことを確認しています。
猶予期限である10月27日を過ぎても利払いがなければ、サムライ債は、債務不履行(デフォルト)に該当します。
10月初旬、アイスランドでは、世界的な金融危機をきっかけに、大手銀行であるグリトニル銀行、ランズバンキ銀行が国有化され、アイスランドの通貨であるクローナは急落しました。
アイスランド政府は、クローナの急落を防ぐため、ユーロとの通貨ペッグ制の導入も発表しましたが、すぐに白紙撤回しています。

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