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【ロンドン市場】円安で始まるも反転、株価伸び悩みで
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週明け20日のロンドン市場はアジア株や
米株価指数先物の堅調な動きに円売りが
先行して始まった。
欧州株も一時2%超の 上昇と堅調なスタートとなった。
しかし、米株先物が上昇幅を縮小すると 欧州株も上昇力が鈍り、プラス圏での 揉み合い商状が続いた。
円相場は円買戻しへと反転し、序盤の 動きを消して東京市場前半の円高水準 へと戻す往来相場となった。
ロンドン市場では注目される経済指標に 欠け、関心はもっぱらNY市場でのFRB議長 の議会証言に注がれていた。
◆ドル円、クロス円往って来い ドル円およびクロス円は株式動向をにらんでの 往来相場だった。
序盤は日経平均が300円超高で 引けたことや、アジアの各国株価指数が大幅高 だったことから円売りが先行した。
ドル円は一時102.40レベル、ユーロ円は138.60レベル へと高値を伸ばした。
欧州株も前日比2%超と堅調な取引で始まった。
しかし、上昇力が一服揉み合いが続く中で、 米ダウ平均先物が上げ幅を削ると円買いの動きへと 反転した。
ドル円は101.60-70、ユーロ円136.10-20 へと反落し、東京市場午前の水準へと戻した。
◆ポンドドル、一時ストップ絡めて急伸 ロンドン市場序盤は、ポンドドルの上昇が目立った。
東京市場後半は1.73台後半でじり高の動きをみせたが、 15時過ぎに1.74を上抜けるとストップ注文が執行され、 1.75近辺へと上伸した。
ロンドン市場では高値揉み合い となり、一時1.7515-20レベルと高値を伸ばした。
しかし、クロス円の売り圧力に上値を押さえられ、 結局は1.73台後半へと押し戻された。
ユーロドルもポンドにつれ高となり1.3530レベルまで 買われたが、1.3470-80を下抜けてからは売りが優勢に なり、一時1.34割れまで反落した。
ロンドン市場は、東京時間23時のバーナンキFRB議長の 議会証言を控えてポジション調整の動きに終始した。
◆カナダ卸売売上高予想を下回る 東京時間21:30に発表された8月のカナダ卸売売上高は-1.5%と 予想以上に落ち込む結果だった。
ドルカナダは一時1.1880レベルと本日の高値を更新した。
ただ、指標発表直前に1.1850レベルから1.1870レベルへと 上昇していたことや、7月分が2.3%から2.7%に上方修正された ことなどにより、発表後の値動き自体は小幅に留まった。
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