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金融危機が欧州に本格上陸(FINANCIAL TIMES)
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- 米国以上に銀行への依存度が高い欧州経済への打撃はより深刻だ。 財政状態の相違から、各国の政策対応にはバラツキが出る可能性がある。 介入主義台頭の恐れがあるが、欧州には規制緩和や自由競争が不可欠だ。 9月28日からの1週間、米国発の金融危機が欧州を襲った。わずか数日のうちに金融機関が5社も破綻し、10月3日にはフランスがついに景気後退入りを認めた。こうした中で4日、英独仏伊4カ国の首脳会合が急遽パリで開かれた。この会合をもって「米国発の嵐は乗り越えられる」という欧州の楽観論は、終焉を迎える。 最近の米国金融業界の動乱で、体力の弱い金融機関の資金調達力への懸念が世界中でパニックを引き起こし、欧州では相次いで大手銀行が救済される事態となった。

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