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【東京市場】早朝に円高進行も日中は戻す
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16日の東京市場は前日の米株大幅安を受け
早朝から円買いが強まり、ドル円は99円台
前半、ユーロ円133円台前半へと下落した。
日経平均は序盤から全面安の展開となり、 前場で900円安水準へと売り込まれ、午後に は1000円を超える下落幅を記録した。
しかし、為替市場の円高の動きは鈍く逆に 円買いを巻き返す動きが強まった。
ドル円は株式前引け直後に100円台を回復、 ユーロ円も135円台後半へと反発した。
昼にかけては模様眺めとなったが、午後に 入ると欧州通貨を中心に再び円高の動きが 強まった。
ユーロ円は再び133円台後半へと 押し戻された。
ユーロドルが1.33台半ばと 早朝の高値から150ポイント下落する動き となり、欧州通貨全般に軟調だった。
スイス政府がUBSの資本増強策を発表したが スイスフラン買いは軽微だった。
ポジション調整の動きで振幅は激しかったが アジア株全般に軟調だったことからドル円、 クロス円の戻りは限定的だった。
◆スイス政府、UBSの資本増強策を発表 スイス政府は国内金融システムの強化のための対策を講じると発表した。
最大手銀行UBSに対する資本増強策を発表。
UBSとの間で長期の資本供与と非流動性証券などの清算について基本合意、 多大な評価損リスクから解放される、としている。
また、政府がただちにUBSの共同所有者になることはない、として いわゆる国有化とは一線を画していることを強調していた。
◆通貨オプション需要高まる 16日の通貨オプション市場では、ボラティリティー需要が高まった。
ドル円1weekは前日比26%台から一気に32%台へ ユーロ円およびポンド円も前日の30%割れから36%台後半へ 豪ドル/ドルに至っては51%から65%へと急上昇する場面があった。
また、円高リスク・ヘッジ需要を示す円コール・オーバーは ドル円やポンド円が7%台に拡大した。
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