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【東京市場】米株価軟調で円買い優勢に
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15日東京市場は、前日NY市場で米株が軟調
に終わったことを受けて序盤に株安および
円高が進行、その後調整も戻りは鈍かった。
NY市場が引けた後の早朝の取引でドル円は 102円割れから101円台半ばへと下落した。
仲値にかけてはゴトウビの外貨買い需要が 強まり、101円台後半に押し戻される場面が あったが、仲値公示後は再び円買いが再燃 して101.10近辺まで値を下げた。
午後にかけては値動きが落ち着き、101円台 半ばへとじり高の動きをみせたが、午前の 円安水準へは戻しきれずに終わった。
クロス円も同様の値動きを示し、ユーロ円は 139円台前半から137円割れ、ポンド円は 178円近辺から176円割れまで売り込まれた。
午後の取引ではそれぞれ138円近辺、177円台 前半へと調整したが上値は重かった。
日経平均は序盤は売買が交錯した。
前日比マイナス圏からプラス圏への動きが 繰り返された。
一方、アジア株は全般に軟調 だったが、為替市場の反応は薄かった。
米大手金融機関の決算発表待ちで、 株式市場は売買を手控え気味だった。
◆カナダ下院選挙、与党の勝利 カナダ下院選挙で保守党が議席数を増やし勝利を確定させた。
しかし、安定的な議席となる過半数には達しなかった。
各メディアによると308の総議席の内、与党保守党は144と 改選前の127から議席を伸ばした。
一方、第二党である自由党は 75と改選前の95から大きく後退した。
カナダドルはこの結果を好感し、堅調に推移した。
ドルカナダは1.16台半ばから一時1.16割れ、 カナダ円は86.70-80から87.30-40へと上昇した。
◆ユーロドル 1.35台で振幅 ユーロドルは早朝の1.36台前半の水準から一時1.35台前半へ と売られた。
その後は1.35台後半へと戻すも1.36レベルは重く 揉み合い相場が続いた。
早朝に、クロス円の売りが強まった ことからユーロドルの上値も押さえられていた。
ドル円を除くその他主要通貨も対ドルでは同傾向の値動きで、 ドル買い圧力が優勢だった。

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