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東京市場 ドル円、102円台後半に上昇
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2008/04/09(水) 08:25
東京市場早朝の取引、ドル円は一時102.83レベルと
8日NY市場の高値を更新した。
しかし、103円が引き続き壁となっており、一気に抜ける動き はみられていない。
ユーロドルは昨日の東京市場では1.58に迫る水準まで上伸したが、 海外市場ではドル買いが優勢となり、現在は1.57割れの水準で推移している。
8日の海外市場ではFOMC議事録が公表され、、FRBスタッフが成長見通しを 大幅に下方修正したことが明らかとなり、リセッションの可能性を 強く示唆する内容となった。
また、2月中古住宅販売成約件数は-1.9%と前回および事前予想より 弱い結果となっていた。
米株は軟調だったが、金融機関の増資報道などで一部に明るさがみえた。
ドル相場は悪材料が多かったにもかかわらず下げ渋り、 NY市場後半はドル買いが優勢となっていた。
本日の東京市場では日銀金融政策決定会合2日目で、政策金利が 発表される。
市場は現行の金融政策据え置きを見込んでおり、 為替市場に対する影響は限定的とみられている。
福井総裁退任後、初の会合となることから日銀総裁(代行)会見が 注目されるか。
ドル円はこのところ103円を目前に足踏みを続けており、 上抜けのきっかけがあるのか注意したい。
また、昨日の東京市場ではユーロドルが急に動き出した経緯があり、 本日も一定の警戒感はあるようだ。
また、明日の英中銀政策金利発表を控えてポンド相場が神経質に 動く可能性も指摘されよう。
USD/JPY 102.72 EUR/USD 1.5700 EUR/JPY 161.32 GBP/USD 1.9669 GBP/JPY 202.08 EUR/GBP 0.7978

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