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米国流自由主義の落日(FINANCIAL TIMES)
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- 米国政府は金融界と結びつき、貿易と金融の市場開放を一括で広めてきた。 今回の金融危機を受け、自由化のあり方を見直す機運が高まっている。 自由主義の旗振り役はシンガポールや香港に引き継がれる可能性もある。 8年前の大統領選の最中、ジョージ・ブッシュ現大統領はライバルのアル・ゴア氏との討論の場で、世界に対する斬新で謙虚な姿勢を示した。「『これがあるべき姿だ』と世界中に説いて回るのが米国の役割なのか疑問だ」と当時ブッシュ氏は語った。「よその国に立ち入り『米国がこうしているのだから、貴国もそうすべきだ』と言うのが米国の役割だろうか」。 ブッシュ氏の考えはある分野において実現しそうだが、それは彼の意図したようなあり方ではないかもしれない。

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