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【ロンドン市場】ポジション調整で上下動
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週末のロンドン市場はポジション調整が中心だった。
ドル円、クロス円は円高水準で振幅し、方向性に欠けた。
ドル円の値幅は1円弱、ユーロ円の値幅は約2円。
G7直前ということで積極的な取引は手控えられた。
英独仏の株価指数は一時10%下落したが、反応は乏しかった。
東京時間20時発表の9月カナダ雇用統計では、雇用者数が驚異的な伸びを示したが、カナダ買いの反応は一時的だった。
◆ドル円、クロス円は概ねレンジ ロンドン市場は比較的静かな取引となった。
ドル円は98円台半ばから99円台前半、ユーロ円は133円台前半から 135円台前半、豪ドル円は64円台後半から66円台前半で振幅した。
市場では週末のG7について様々な見方が出ていた。
市場では金融機関への資本注入を期待する声が強い。
米政府が銀行債務と預金の保証を表明するとの見方もあった。
ただ、一部では8日の協調利下げ直後ということもあり、 具体的な対策を打ち出すには難しいとの見方も出ていた。
◆カナダ雇用統計、驚異的な増加示す 反応は一時的 きょう発表された9月カナダ雇用統計は予想外の強さを示した。
雇用者数の伸びは予想(1.0万人増)の約10倍となる前月比10.6万人増。
同時に発表された失業率は6.1%で横ばい(予想は6.2%)だった。
ただ、カナダドル相場への影響は一時的なものに留まった。
発表直後、ドルカナダは30ポイント下落、カナダ円は30ポイント上昇した。
ただ、その後はカナダ買いの反応が急速に衰えた。
指標発表から10分ほど経過すると、カナダ安水準へと反落した。

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