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資本注入までの時間稼ぎにも思える世界各国の協調利下げ
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米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)など米欧6中銀は、10月8日、協調して緊急利下げに踏み切ると発表し、政策金利を0.5%引き下げました。
また、中国、アラブ首長国連邦、香港、クェートの4カ国・地域も、6中銀の協調利下げに前後して利下げを発表し、10カ国・地域による世界同時利下げが実施されることになりました。
米欧6中銀と日本銀行は、協調利下げの発表と同時に「金融危機の高まりで経済成長に対する下方リスクが高まっており、グローバルな金融環境をある程度緩和することが正当化される」とした共同声明を発表しています。
短期金融市場では、米欧金融機関が資金繰りに苦しんでいる状況が続いており、世界的に利下げをすることで、米欧金融機関の資金繰りを少しでもサポートすることを意図したと思われます。

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