スポンサーリンク |
足元の為替市場を支配する高金利を求める資金の逆回転
- 記事詳細
-
10月8日の外国為替市場では、ドル円が、半年ぶりに100円を割り込み一時98円台まで下落しました。
また、ドル円だけでなく、他主要通貨でも円高が進展しています。
ユーロ円は3年半ぶり高値(134円台)、ポンド円は7年ぶりの高値(171円台)、豪ドル円とNZドル円は6年ぶりの高値を、それぞれつけました 為替市場で円高が一気に進展したことで、FX(外国為替証拠金取引)の個人投資家を中心に驚かれた方も多いと聞きます。
ただ、為替レートの推移を示すチャートを眺めてみると、円安は長い時間をかけて徐々に進むのに対し、円高は短時間で一気に進むことが多いのに気づきます。
たとえば、1999年12月に101円台をつけたドル円は、3年後の2002年2月には135円台をつけています。
しかし、そのわずか5カ月後(2002年7月)、ドル円は115円台まで下落しています。
こうしたパターンは、ドル円だけでなく、また過去において何度も確認されている現象です。

スポンサーリンク |