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〔マーケットアイ〕金利：前場の国債先物は小反発、動意薄 全年限で新発債出会わず
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＜１１：０７＞ 前場の国債先物は小反発、動意薄 全年限で新発債出会わず
国債先物中心限月９月限は前営業日比５銭高の１５２円１３銭と反発して午前の取引
を終えた。新型コロナ感染第２波などへの警戒感から株安が継続。円債はしっかりした展
開となったが、動意薄で方向感は乏しかった。現物市場で新発債の出会いは全年限で見ら
れなかった。
日経平均が一時２００円を超える下落となるなど、株安基調は続いているが、円債市
場の反応は限定的だった。
市場では「新型コロナに関し新たな材料が出たわけではなく、動意薄の展開。株安は
相場の大転換というより調整色が強い。１０年金利でマイナス圏をどんどん買い進む状況
にもなく、方向感に乏しい」（国内証券）との声が聞かれた。
短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス０．０２５─マイナス０．０１５％
を中心に取引された。「積み最終日で調達がやや多かった」（国内金融機関）という。ユ
ーロ円３カ月金利先物は強含み。
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