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イタリア統計局、今年の成長率をマイナス8.3%と予想 年後半の回復前提
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イタリア国家統計局(ISTAT
)は8日発表した半期経済見通しで、今年の成長率をマイナス8.3%
と予想した。新型コロナウイルスの感染防止のための規制で経済活動が
落ち込んだことを受け、昨年12月時点のプラス0.6%から引き下げ
た。
ISTATは、主に在庫を差し引いた内需の落ち込みの影響で今年
の国内総生産(GDP)が減少するとし、家計支出が8.7%、投資は
12.5%それぞれ減少すると予想した。
イタリア中銀は今年の成長率をマイナス9.2%、欧州委員会はマ
イナス9.5%と予想。イタリア政府は4月にマイナス8.0%との予
想を示している。
ISTATは今年の予想について、第2・四半期の経済が第1・四
半期以上に落ち込んだ後、年後半に持ち直すこと、年後半に新型コロナ
の深刻な流行が再び起こらないことを前提としていると説明した。
今年の平均失業率予想は9.6%と、昨年12月時点の9.9%か
ら下方修正した。新型コロナ規制で職探しを止めた人が増えていること
が背景。4月は約27万4000人が失職したが、失業率は約12

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