| スポンサーリンク |
〔需給情報〕生保勢・農林系が超長期債を大きく買い越し＝4月国債売買高
- 記事詳細
-
日本証券業協会が２０日に発表した４月公社債店頭
売買高（国債）によると、生損保と農林系金融機関が超長期債を大きく買い越した。都銀
は長期債の買い越しが目立った一方、超長期債を大きく売り越した。外国人投資家は長期
債や超長期債を中心に買い越した。
生保・損保は全体では６７５４億円の買い越し。超長期債は７０２１億円と前月（８
３２６億円）に次ぐ規模の買い越しとなった。中期債も５３億円の買い越し。一方で、長
期債は３２０億円の売り越しとなった。
農林系金融機関は４２８８億円の買い越し。超長期債（２０８５億円）、中期債（２
３６６億円）と、それぞれ買い越し。一方で、長期債は１６３億円と売り越した。
三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券のシニア債券ストラテジスト、稲留克俊氏は「
従来であれば４月は積極的な買いには至らないものの、超長期ゾーンの金利が上昇したタ
イミングで買いが入ったようだ」と分析する。
外国人投資家は全体で３８６８億円と小幅な買い越しに転じた。前月は１兆３０００
億円の売
| スポンサーリンク |