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欧州市場サマリー(18日)
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<ロンドン株式市場> 続伸して取引を終えた。3月末
以来の大幅な値上がりとなった。新型コロナウイルスが引き起こした景気後退から予想よ
り早く回復するとの期待が相場を押し上げた。
需要増加の兆しから原油相場が約1カ月ぶりの高値を付けたことで、石油大手のBP
とロイヤル・ダッチ・シェルは8.2%と8.3%それぞれ上昇した。
一次産品の値上がりに伴いFTSE350種鉱業株指数は8.08%上
昇した。
FTSE350種銀行株指数は小幅な伸びにとどまった。イングランド
銀行(英中銀)の主席エコノミストが、経済下支えに向け中銀がマイナス金利をこれまで
以上に積極的に検討していると述べたとする報道が材料視された。
中型株では金銀生産のホックシールド・マイニングが12.1%上昇した。
向こう数週間でペルーの鉱山で生産を再開すると述べたことが好感された。一方、ショッ
ピングセンターを保有・管理するイントゥ・プロパティーズは4.3%下落し
た。賃貸収入の減少により6月末に債務返済規約に違反する可能性が高いとの発言が嫌気
された。

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