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欧州市場サマリー(15日)
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<ロンドン株式市場> 反発して取引を終えた。中国の
鉱工業生産が今年初めてプラスに転じたことで資源株が買われた。
中国の4月の鉱工業生産は前年同月比3.9%増加した。新型コロナウイルスの感染
拡大を受けた数カ月に及ぶ封鎖措置が終わり、経済活動が徐々に再開する中、市場予想を
上回る伸びとなった。
資源大手のリオ・ティントとグレンコア、BHPがFTS
E100種の最大の押し上げ要因となった。石油大手ロイヤル・ダッチ・シェル
は2.0%高だった。
この日は株価が上がったものの、FTSE100種も中型株で構成するFTSE25
0種指数も週間ベースでは3週間ぶりにマイナスとなった。世界中で何百万人も
の失業者が出ているほか、米中関係が緊迫しており、消費者需要が低迷している。トラン
プ米大統領は14日、現時点で中国との対話に興味はないと述べた。
英中銀イングランド銀行(BOE) のベイリー総裁は金利をマイナス圏へ引き下げ
ることは検討していないと発言したが、その可能性を完全には排除しなかった。[nL4N2CW
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