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アジア通貨動向(6日)=軟調、米中関係の緊張受け人民元が安い
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アジア新興国通貨はおおむね軟調。新型コロナウイルスの発
生源を巡り米中の緊張が高まる中、連休後に取引を再開した人民元が下げを主導している
。
人民元は一時0.6%下落し、1カ月以上ぶりの安値を付けた。トランプ
米大統領は先月30日、中国が新型コロナウイルス流行の原因を作ったとの懸念がある中
、同国と1月に締結した「第1段階」の通商合意の重要性が低下したとの認識を示し、新
たな対中関税の発動も辞さない姿勢をにじませた。
また今月5日には米政府が今後、新型コロナの発生源を巡る報告書を公表すると明ら
かにするとともに、中国に対し透明性を要求した。
ただ、アジア通貨は域内の中銀が打ち出した新たな措置が下支えになっている。
インドネシア中央銀行総裁は6日、経済を支援するため必要な限り流動性を供給する
と表明。一方、金利政策では通貨ルピアの安定性維持を優先するとした。これを受け、ル
ピアは下げ幅を縮小した。
韓国ウォンは0.5%高。韓国銀行(中央銀行)が、市場が落ち着きつつあるとして
米連邦準備理事会(FRB)との通貨スワップ

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