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アジア通貨動向(5日)=総じて上昇、弱いGDPがルピア圧迫
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アジア新興国通貨は総じて上昇。新型コロナウイルスの発生
源を巡る米中の緊張が懸念されるものの、一部の国での新型コロナ規制の緩和の動きを好
感しているほか、原油先物の上昇も投資家心理を明るくしている。
マレーシアリンギはマレーシア中銀の政策発表を控えて約0.2%高。
台湾ドルは0.3%高。シンガポールドルが0.2%高、フィリピン
ペソは0.3%高。
4月のフィリピンの消費者物価指数(CPI)は前年比で5カ月ぶりの低い伸びとな
った。エコノミストは、インフレの鈍化傾向で、中銀が景気支援措置を講じる余地が拡大
するとみている。
インドネシアルピアは一時0.3%安。第1・四半期の国内総生産(GDP
)は前年比2.97%増と、市場予想を大きく下回り、約20年ぶりの低成長となった。
タイバーツは小幅下落。4月のCPIは前年比で10年超ぶりの大幅低下と
なった。
中国と韓国の市場は祝日で休場。
0601GMT(日本時間午後3時01分)現在のアジア新興国通貨の対米ドル相場
は以下の通り。
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