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アジア通貨動向(4日)=軒並み下落、新型コロナ発生源巡る米中対立が重し
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アジア通貨は4日、新型コロナウイルスの
発生源を巡る米中間の対立が嫌気され、軒並み軟調となった。マレーシ
アリンギは中銀の会合を控え、売りが先行した。
ポンペオ米国務長官は3日、中国の研究所が新型コロナの発生源で
ある「かなりの量の証拠」があると述べた。トランプ米大統領は数日前
に、新型コロナの流行を引き起こしたことへの報復措置として新たな対
中関税の発動も辞さない姿勢を示している。[ID:nL4N2CJ0
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インドネシアルピアは1.5%安と、アジア通貨の下落率ト
ップ。
韓国ウォンは0.7%下落。4月の同国の製造業購買担
当者景気指数(PMI)が金融危機以来の低水準に落ち込んだことや、
3日朝に南北の軍事境界線付近で北朝鮮から韓国側の警備施設に向けて
複数の銃撃があったとのニュースが嫌気された。
マレーシアリンギは一時1.2%安。中銀は5日に政策決定
会合を開く予定で、ロイター調査によると、新型コロナ流行の経済への
悪影響を和らげるため、2009年以来の大幅な利下げを決める見込み
。
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