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米国株式市場=ダウ622ドル安、トランプ氏の対中関税発言を嫌気
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米国株式市場は続落。ダウ平均株価が622ドル安で
取引を終えた。トランプ大統領が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の
原因は中国にあるとして、新たな対中関税の発動も辞さない構えを示したことが嫌気され
た。
主要株価指数は軒並み2%を超える下げとなり、週間でもマイナスに沈んだ。
トランプ氏は「われわれが署名した通商合意は中国が(米国産品の)購入を増やすと
いうもので、実際に多くを購入している。しかし、新型コロナで起きたことを優先すべき
で、通商合意は二の次になった」とし「コロナを巡る状況は全く受け入れられない」と発
言した。
レノックス・ウエルス・アドバイザーズ(ニューヨーク)の最高投資責任者(CIO
)、デービッド・カーター氏は「4月は景気の落ち込みを見越した動きで非常に底堅い相
場展開となったが、実際には景気の落ち込みは予想よりも長期化かつ深刻化する恐れがあ
る」と指摘。さらに「トランプ氏の中国いじりは、ただでさえ経済や金融の不確実性が根
強い中で、最も好ましくない」と述べた。
経済指標では、米供給管理協会

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