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〔マーケットアイ〕金利:前場の国債先物は続落、中期ゾーンの弱さ目立つ
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<11:07> 前場の国債先物は続落、中期ゾーンの弱さ目立つ
国債先物中心限月6月限は前営業日比17銭安の152円62銭と続落して午前の取
引を終えた。大型連休前のポジション削減の動きが出たとみられている。10年最長期国
債利回り(長期金利)は同0.5bp上昇のマイナス0.035%。
全体的には方向感が乏しかったが、中期ゾーンの弱さが目立った。現物市場で、新発
2年債は前日比1.5bp上昇のマイナス0.170%、新発5年債は同1.5bp上昇
のマイナス0.145%となった。
「米ドルLIBORの金利低下で、海外勢にとって円債投資の魅力が低下している。
大型連休前にリスク量を落とす動きが出ている可能性があるほか、国債増発懸念も重しだ
」と、野村証券のシニア金利ストラテジスト、中島武信氏は指摘する。
超長期ゾーンは小動き。新発20年債は前日比変わらずの0.300%。新発30年
債と新発40年債は出会いがみられなかった。市場では「2次補正予算が組まれても、年
限長期化を避け

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