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【東京市場】豪中銀異例の大幅利下げ、円が急反落
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7日東京市場は、豪中銀が1%の大幅利下げを実施した
ことで、豪株式が急反発し、円売りの動きを誘発した。
序盤は海外市場での株安・円高進行を受けて、ドル円 101円台前半など円高水準から取引がはじまった。
日経平均は一気に500円超の大幅安となる場面があった。
しかし、昼にかけては相場が落ち着き、ドル円は 101円台後半でのレンジ相場へと移行した。
豪中銀が100bpの大幅利下げを実施して市場は大きく 反応した。
ドル円は101円台後半でのレンジ相場から一気に103円 近辺へと上昇、クロス円もポンド円182円近辺、 ユーロ円140円台前半と前日海外市場での大幅下落を ほぼ戻す動きとなった。
豪ドルは利下げ直後に急落したが、クロス円の買いが 強まったことで逆に発表前の水準を上回った。
豪ドル円は72円割れから75円台後半へと激しい 振幅とみせた。
アジア株も概ね下げ渋ったが日経平均はプラス圏を 回復できず、など依然として地合いの好転までは みられなかった。
尚、日銀は市場予想通り政策金利を据え置き、 市場は反応薄だった。
◆豪中銀 異例の大幅利下げ 豪中銀が金融市場の沈静化を狙って100bpの大幅利下げを実施した。
豪ドルが急落するとともに、豪ASX指数がプラス圏へと反発した。
これが各主要通貨に対する円安の動きへと波及した。
豪ドル/ドルは発表直前の0.72近辺から一時0.70近辺へと急落、 再び0.72台を回復する激しい上下動となった。
豪株式が大幅利下げを好感してプラス圏を回復したことで、 日経平均など各国の株価指数が下げ幅を縮小した。
円安の反応も強まり、ドル円は102円近辺から103.30レベルまで上昇。
ユーロ円は138円台前半から140円台前半、 ポンド円は178円台後半から182円近辺に乗せた。
豪ドル円も一時72円割れから75円台乗せと大幅反発だった。
豪中銀は異例の大幅利下げの理由として、 借入コストを大幅低下させるため、 世界的な成長鈍化、市場環境、重要や生産へのリスク、 インフレは予想以上に急速に低下する可能性も、 などと述べていた。

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