スポンサーリンク |
欧州市場サマリー(16日)
- 記事詳細
-
<ロンドン株式市場> 反発して取引を終えた。新型コ
ロナウイルスの感染拡大を抑えるため、英国が外出制限措置を延期したことでポンドが下
落し、輸出銘柄が買われた。
首相代行を務めるラーブ外相は、制限を緩めることは公衆衛生と経済に打撃となると
指摘し、外出制限を少なくとも3週間延長すると述べた。措置の延長は予想されていた。
ポンド安に伴い製薬大手のグラクソ・スミスクライン(GSK)とアストラ
ゼネカは5.3%と2.7%それぞれ上昇した。そのほか、ドルで収益を上げる
銘柄も買われた。
この日発表されたデータによると、英小売売上高は制限措置が導入された最初の2週
間に前年同期比で27%減少した。また、4社に1社が事業を停止した。英経済が今年、
大幅に低迷するとの見方を後押しした。
格安航空会社のイージージェットは、9カ月に及ぶ事業停止を切り抜けられ
るとの報道を受け序盤に値上がりしたものの、創設者で筆頭株主でもあるステリオス・ハ
ジ=イオアヌ氏が経営陣との対立を激化させたことで2.5%下落して取引を終えた。

スポンサーリンク |