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NY市場サマリー(12日)
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<為替> ユーロが下落。欧州中央銀行(ECB)が打ち出した刺激策に対する市場
の反応は今ひとつだった。一方、米連邦準備理事会(FRB)による追加レポオペを受け
、安全資産とされるドルの買いが膨らんだ。
ECBはこの日の定例理事会で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)
による域内経済への悪影響に対応するため、量的緩和政策を年末まで1200億ユーロ拡
大すると決定した。ただ政策金利は据え置かれた。
FRBの金融調節を担うニューヨーク連銀は午後に入り、1兆5000億ドル規模の
追加レポオペを実施すると発表。この日は5000億ドルの3カ月物のレポオペを実施し
た。さらに継続中の国債購入については幅広い銘柄を買い入れの対象にする方針を示した
。
しかし、FRBの措置は為替・株式市場を安定化させるには至らず、ドル需要が高ま
る結果となった。
終盤の取引で、ユーロ/ドルは0.8%安の1.1176ドル。
ドル指数は0.9%高の97.455。
ドル/円は0.9%高の105.49円。ドルは対スイスフ

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