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欧州市場サマリー(9日)
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<ロンドン株式市場> 続落し、約4年ぶりの安値を付け
た。産油国のサウジアラビアとロシアが価格競争を開始したことで原油が大幅に値下がり
し、石油株が売られた。新型コロナウイルスによる打撃も不安視されており、世界経済が
景気後退入りするとの懸念が相場を押し下げた。
石油輸出国機構(OPEC)が新型ウイルスの感染拡大に伴う需要減少に対応するた
めに追加減産を提案したところロシアが拒否。これを受け、サウジアラビアは原油の公式
販売価格を引き下げた。
石油大手のBPとロイヤル・ダッチ・シェルは19.5%と17.6
%それぞれ下落し、過去最大の値下がりを記録した。FTSE350種原油・天然ガス株
指数は18.67%下落した。
そのほか、自動車株指数と銀行株指数、鉱業株指数<.FTNM
X1770>の値下がりが目立った。
CMCマーケッツのアナリスト、デービッド・マデン氏は「新型ウイルスを巡る懸念
と、原油市場によける価格競争に関する不安が合わさり市場心理が悪化したことから株式
相場は急落した」と指摘。
ジョン

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