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欧州市場サマリー(27日)
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<ロンドン株式市場> 反落して取引を終えた。日中は調整局面に入る場
面もあった。新型コロナウイルスの中国以外での感染件数が大幅に増えたことでパンデミック(世界的大流
行)への懸念が高まり、リスク志向が弱まった。
FTSE100種は2019年1月以来の安値を付けた。取引時間中の最安値は1週間前の日中最高値
と比べ10%超安かった。比重が大きい銀行と鉱業、石油関連株の値下がりが目立った。
アジアでの事業が大きい銀行のスタンダード・チャータード(スタンチャート)は3.6%下
落した。新型ウイルスの影響により中国と香港の事業での課題が増えたとし、利益目標達成が予想より長期
化すると述べたことが嫌気された。競合の金融大手HSBCは4.6%安となった。配当落ちした
ことも売り材料だった。
中国市場に左右されやすいFTSE350種自動車株指数は4.22%下落した。
広告大手WPPは16.2%急落。四半期決算が期待外れの内容だった。
一方、ジェネリック医薬品メーカー、ヒクマ・ファーマシューティカルズは4.6%高だった
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