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UPDATE 3-NY市場サマリー(25日)
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<為替> 米連邦準備理事会(FRB)が新型コロナウイルスの感染拡大に対応して
年内に利下げに動くとの観測を背景に、ドル指数が軟化した。
新型ウイルスの感染が拡大する中、ドルはこれまでは安全資産として買われる傾向に
あった。ただ、FRBは他の主要中銀と比べ緩和余地が大きいため新型ウイルスの感染拡
大を受け利下げに傾く公算が大きいとの見方が台頭したことで、ドル指数は今週に入って
低下している。
ウエスタン・ユニオン・ビジネスソリューションズのシニア市場アナリスト、ジョー
・マニンボ氏は「新型ウイルスの感染拡大の影響が米経済にも及ぶ可能性があることで米
国債利回りが低下し、ドル高に歯止めがかかった。こうした中、FRBが景気拡大を維持
するために一段の利下げを実施するとの観測が台頭した」と述べた。
CMEグループのフェドウオッチによると、FRBが6月の連邦公開市場委員会(F
OMC)で少なくとも25ベーシスポイント(bp)の利下げを決定する確率は78.3
%となっている。

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