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欧州市場サマリー(18日)
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<ロンドン株式市場> 2週間ぶりの安値に反落して取
引を終えた。金融大手HSBCの値下がりが重しだった。新型コロナウイルスの
影響でハイテク大手の米アップルが軟調な見通しを示したことも相場を押し下げ
た。
HSBCは6.6%下落した。通期利益が減ったほか、3万5000人の人員削減や
自社株買い計画の停止を含む事業戦略の見直しを発表したことが売り材料だった。ロンド
ン・キャピタル・グループのアナリスト、ジャスパー・ロウラー氏は「HSBCが自社株
買いを停止したことで前例を作ってしまう懸念がある。自社株買いは株価の大きな押し上
げ要因だ」と述べる。HSBCが重しとなりFTSE350種銀行株指数は
4.20%下落した。
アップルが新型コロナウイルスで売り上げが打撃を受けると発表し、ウイルスの感染
拡大による経済への影響が鮮明になった。過去数日間、複数の企業が軟調な業績見通しを
示しており、コロナウイルスの影響が顕在化し始めている。アップルの発言を受け世界的
に株価が下がり、比較的安全な資産とされる金などが買われた。[nL4N2AI3I
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