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米国株式市場=反落、新型肺炎の今後の展開を注視
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米国株式市場は反落して終了した。前日まで
4日連騰していたが、堅調だった雇用統計が消化される一方で新型コロナウイルスの感染
拡大を巡る今後の展開が意識され、売りが優勢となった。
ただ週初からの上昇率はS&P総合500種が8カ月ぶり、ナスダック総合が約1年
ぶりの大きさとなった。ミラー・タバクの首席市場ストラテジスト、マット・マレイ氏は
この日の下落について「これまでの大幅な上昇を受けたテクニカルな反動だった」と指摘
。「新型コロナウイルスが市場で大きく注目されるようになってから、週末の間に何が起
こるか分からないため、毎週金曜日は下落する傾向が出ている」と述べた。
労働省が朝方発表した1月の雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月から22万5
000人増と、予想の16万人増を大幅に上回った。今週発表の米経済指標はおおむね堅
調。連邦準備理事会(FRB)はこの日に発表した半期に一度の金融政策報告書で、新型
コロナウイルスの影響について警告したものの、米経済に対する主要なリスクは後退し、
リセッション(景気後退)の可能性は減少した

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