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UPDATE 1-アジア通貨動向(5日)=総じて下落、新型肺炎で金融緩和観測
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アジア通貨は総じて軟調。シンガポールドルが4カ月ぶり安
値付近に下落している。新型肺炎の感染拡大を受けて、シンガポール金融管理局(MAS
)が金融政策を緩和するとの見方が強まった。
MASは5日、金融政策スタンスに変更はないと表明し、中国の新型肺炎に伴い経済
情勢が悪化すれば、必要に応じて政策を緩和する余地があるとの認識を示した。[nL4N2A5
0YL]
これを受けて、市場では次回4月の政策見直しで金融政策が緩和される可能性がある
との観測が浮上。シンガポールドルは0.9%下落し、1ドル=1.382シンガ
ポールドルと、4カ月ぶり安値付近に下落した。
フィリピンペソも0.3%下落。フィリピン統計局が発表した1月の消費者物
価指数(CPI)は前年比2.9%上昇し、2019年5月以来8カ月ぶりの高い伸びと
なった。ただ、同国中央銀行に望ましいレンジにとどまっており、市場は中銀が6日に金
利引き下げを決定する可能性が高いと予想している。
タイバーツも0.6%下落し1ドル=31バーツ台に乗せた。タイ中央銀行
は5日に政策会合を開

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