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欧州市場サマリー(29日)
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<ロンドン株式市場> 小幅に続伸して取引を終えた。
週明けはコロナウイルスの感染拡大が不安視され大幅安となったが、前日は持ち直し、こ
の日も辛うじてプラス圏を維持した。
CMCマーケッツのアナリスト、デービッド・マデン氏は「前日の値上がりが利益確
定売りと安値拾いによるものであったならば、この日の小幅な動きは投資家の買い意欲が
衰えてきている兆しかもしれない」と指摘した。
FXTMのアナリスト、ハン・タン氏は「市場は感染拡大が収まってきている兆候を
求めるだろう」と述べた上で、株価がしっかりと持ち直すのは何カ月も先になるとの見方
を示した。
ソシエテ・ジェネラルの市場ストラテジストは、感染が急速に拡大する新型コロナウ
イルスの状況が悪化すれば世界の株価が10%下落すると試算した。新型コロナウイルス
の感染で130人以上が死亡している。
市場はこの日終了する連邦公開市場委員会(FOMC) も注視している。米連邦準
備理事会(FRB)は金利を据え置く見通しだが、ウイルス感染拡大による今後の課題に
言及する可能性がある。

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