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【ロンドン市場】米雇用統計控え、揉み合い
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3日ロンドン市場は米雇用統計の発表待ちで
神経質な揉み合いが続いた。
序盤は英欧経済指標が注目された。
独欧の非製造業PMIが予想を上回ったことで ユーロ買いの反応がみられたが、ユーロドルで 20ポイント程度の動きに留まった。
一方、英非製造業PMIは予想から大きく下振れ、 12年来の最低水準を記録した。
ポンド売りの反応がみられ、ポンドドルが 1.77台から1.76台後半へと売られた。
しかし、ユーロ圏小売売上高は強弱まちまちの 結果となり、市場の反応は見られなかった。
欧州経済指標の発表が一巡すると米雇用統計の 発表を控えてレンジ相場が続いた。
ドル円は105円近辺から105.30レベル、 ユーロ円は145.30から146.30での振幅だった。
ユーロドルは序盤に1.38近辺まで軟化した後、 1.39手前まで反発し、その後は1.38台での 取引が続いた。
◆ウェルズファーゴとワコビアの合併報道 ウェルズファーゴとワコビアの合併報道が 20時過ぎに報道され、当初は米株指数先物が買われたが 米シティの株価が急落すると、米株指数先物は マイナス圏へと反落した。
しかし、為替市場では目立ったリスク回避の動き は無く、揉み合いが続いた。
◆翌日物ドルLIBOR 2%割り込む 翌日物ドルLiborは1.99625%と前日の2.68125%から低下、 米FF金利誘導目標の2%を割り込んだ。
週初には7%近辺まで上昇していただけに、各国中銀 によるドル資金供給の影響がようやく定着したようだ。

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