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UPDATE 1-アジア通貨動向(17日)=大半がレンジ取引、経済指標受け人民元は上昇
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アジア新興国通貨は17日、「第1段階」米中通商合意の
調印に伴う興奮が落ち着く中、大半が狭いレンジ内で推移している。きょう発表された中
国の経済指標が好感され、人民元は6カ月ぶりの高値をつけた。
バンク・オブ・シンガポールの外為ストラテジストは「通商合意を巡る高揚感が後退
、通商面では当面は大きなニュースが見込まれないため、アジア通貨はもちあいになって
いる」と話す。
昨年第4・四半期の中国国内総生産(GDP)は前年比6.0%増。予想と一致し、
第3・四半期から横ばいだった。一方、12月の各種経済指標は、鉱工業生産と投資の伸
びが加速するなど、予想を上回る内容となった。
ただ、ドルが強含む中、その他のアジア通貨はおおむね軟調。タイバーツと
インドネシアルピアはそれぞれ約0.2%下落、インドルピーとフィリ
ピンペソも小幅に下落した。
韓国ウォンは一時0.4%上昇した。韓国中銀はきょう、政策金利の据え
置きを決定、通商環境改善の兆しなどに言及し楽観的な見方を示唆した。
0607GM

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