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欧州市場サマリー(16日)
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<ロンドン株式市場> 反落して取引を終えた。軟調な
決算が売り材料となった。米中が署名した「第1段階」の合意文書に不明瞭な要素がある
ことから、投資家は慎重な姿勢を保った。
出版のピアソンは8.9%下落し、2008年10月以来の安値を付けた。
米国の高等教育事業で売り上げが大幅に落ち込んだことを指摘し、利益が減るとの見方を
示したことが嫌気された。
飲食店・ホテルチェーンを展開するウィットブレッドは5.2%安。英国の
既存店売り上げが減ったほか、英総選挙でジョンソン首相率いる与党・保守党が圧勝した
ことで英国の欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感が解消したものの、予約件数はまだ持
ち直していないと警告したことが材料視された。
米中第1段階の合意の下、中国は米国のモノとサービスの購入を増やす代わりに、米
国は制裁関税対象の一部の税率を下げる。関税が完全に撤廃されないことから市場の不安
は残った。
合意文書によると、米側が中国による約束のほごを理由に関税を再発動させた場合、
合意そのものが崩壊する。
衣料品・食品大

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