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UPDATE 1-アジア通貨動向(15日)=軟調、米中通商合意巡る思惑が重し
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アジア新興国通貨は大半が軟調に推移している。米中の「
第1段階」通商合意の調印を控える中、ムニューシン米財務長官は14日夜、第2段階の
通商合意が完了するまで中国製品に対する関税を継続すると表明、市場では警戒感が広が
っている。
人民元はこれまで6営業日連続で上昇していたが、きょうは0.2%下落
し、1ドル=6.895元をつけた。
メイバンクのアナリストは、市場は米中関係のより長期的な構造的争点を意識させら
れたと指摘。「通商合意の調印を巡る高揚感は、抑制される可能性がある」としている。
貿易問題に敏感な韓国ウォンは一時0.6%下落し、1ドル=1162.
80ウォンとなった。
ロイター調査によると、景気回復の兆候を背景に、韓国中銀は17日の会合で政策金
利を1.25%に据え置く見通しだ。
0507GMT(日本時間午後2時07分)現在のアジア新興国通貨の対米ドル相場
は以下の通り。
*Previous dayは各通貨のオンショア市場引け値。ただし円とシンガポール

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