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米国株式市場=下落、予想下回る雇用統計受け利食い優勢
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米国株式市場は下落して取引を終えた。1
2月の米雇用統計が予想を下回り、利益確定売りが優勢となった。
米労働省が10日発表した2019年12月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数が
前月から14万5000人増と、11月から鈍化し、市場予想の16万4000人増を下
回った。失業率は11月と同様、約50年ぶりの低水準である3.5%を維持。時間当た
り平均賃金は0.1%(3セント)増と、11月の0.3%増からペースが鈍化した。[n
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ウェドブッシュ・セキュリティーズの株式トレーディング担当マネジングディレクタ
ー、マイケル・ジェームズ氏は、米国株は年始からハイテク株を中心に極めて堅調なスタ
ートを切ったが、雇用統計がさえず、利益確定売りのきっかけになったと指摘。来週は投
資家の視点が企業決算にシフトすると述べた。
米国では来週から第4・四半期の決算発表が始まる。リフィニティブのデータによる
と、S&P500構成銘柄の利益は0.6%減と2四半期連続の減少が見込まれている。
この日は主要株価指数が下

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