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米国株式市場=下落、中東緊迫化や低調な米指標受け
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米国株式市場は下落して取引を終えた。米国
のイラク空爆により中東での緊張が高まったほか、低調だった米製造業指標を受け、経済
成長鈍化への懸念が広がった。
この日の下げにより、S&P500は週間でマイナスに転じ、6週ぶりの下落となっ
た。
米国防総省は、イラクの首都バグダッドの空港で現地時間3日未明、イラン革命防衛
隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官(62)らを乗せた車列を空爆し、同司令官
を殺害したと発表。一方、イラン側は報復を予告するなど反発を強めており、米イランの
対立激化懸念から安全資産への買いが強まった。
また米供給管理協会(ISM)がこの日公表した2019年12月の製造業景気指数
が09年6月以来10年半ぶりの低水準をつけたことも投資感心理に影を落とした。[nL4
N2982CC]
ロバート・W・ベアードの市場ストラテジスト、マイケル・アントネッリ氏は、米国
株が買われすぎているという見方に製造業指数の落ち込みと地政学的なリスクが加わった
と述べた。
セクター別では銀行株が1.6%安。

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