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UPDATE 1-アジア通貨動向(27日)=総じて堅調、米中第1段階合意への期待で
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アジア新興国通貨は総じて堅調だが狭いレンジの動き。閑
散商いのなか、年明けに米中が「第1段階」通商合意に署名するとの期待が投資家心理を
支えている。
前日、中国商務省は、「第1段階」通商合意に署名に関して米国と密接なやり取りを
していると表明した。
台湾ドルは4営業日続伸。スコシアバンクのストラテジストは、景気や5G
通信設備需要に関する明るい見通しが支援材料と指摘した。
一方、フィリピンペソは0.2%下落し、前日の上昇分をほとんど吐き出す格
好。
韓国ウォンは約0.2%上昇し、3週連続の上昇となる勢い。
タイバーツは0.1%程度上昇。
ウォンは、輸出依存度の高い経済が米中貿易戦争で打撃を受け、今年アジア新興国通
貨のなかで最もパフォーマンスが悪い。一方、バーツは、利回りが低位だが安定している
タイ資産に質への逃避買いが入り、年初から7.4%近く上昇している。
0520GMT(日本時間午後2時20分)現在のアジア新興国通貨の対米ドル相場
は以下の通り。

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