スポンサーリンク |
〔需給情報〕超長期債、生損保と外国人が買い越し=11月国債売買高
- 記事詳細
-
日本証券業協会が20日に発表した11月公社債店
頭売買高(国債)によると、超長期債を生損保と外国人投資家が引き続きコンスタントに
買い越した。長期債は外国人投資家と信託銀行が買いの筆頭。中期債は都長銀が大きく買
い越した。
超長期債は、生損保が4084億円、外国人投資家が3330億円買い越した。両主
体ともほぼ平均ペースでの買い越し額。都長銀や、地銀など地域金融機関も買い越してお
り、プラス金利の債券に対するの需要の高さが示されている。
長期債は外国人投資家が4408億円、信託銀行が3583億円買い越したが、他の
主体はまちまち。長期金利は11月12日に一時マイナス0.030%まで上昇したが、
依然マイナス圏での推移であったこから、需要先が限られたとみられている。
中期債は都長銀の1兆5642億円の買い越しが目立った。今年9月の1兆7485
億円に次ぐ今年2番目の規模。外国人投資家も3193億円買い越したが、額は最近では
低い水準。一方、信託銀行が3888億円と大きく売り越した。

スポンサーリンク |